単純売却とはどんな売却方法？概要とメリットをご紹介！

住宅ローンの支払いがこれ以上困難であるとき、債権者の同意を得たうえで不動産を売却するのが任意売却です。
しかし、その任意売却にも単純売却などさまざまな方法があるのはご存じでしょうか。
今回は、任意売却による不動産の処分を検討している方に向けて、単純売却の概要やメリット、注意点についてご紹介します。

単純売却の概要とは？

単純売却とは、6種類ある任意売却の方法のなかでもシンプルで、一般的な不動産の売却とほとんど変わらない方法です。
売却相手は一般消費者であり、売却の告知をおこなってから買い手が見つかったら引っ越しならびに引き渡しの流れも変わりません。
任意売却のなかでも売却価格を落とさずに済む方法であり、競売と比較すると1.5倍ほど高い値段で売れることもあります。
愛着をもって暮らしてきたマイホームを手放すのはつらいことですが、一般的な不動産と同じ感覚で売りに出せます。
そのシンプルゆえに、心機一転してまた一から出直す気持ちになれるかもしれません。

▼この記事も読まれています
隣地と高低差がある土地の売却について解説！土地の特徴やがけ条例とは？

単純売却のメリットとは？

単純売却のメリットは、任意売却のなかでも高い売却額が望め、売却後に残る債務を減らす効果が高いことです。
高く売れれば売れただけ住宅ローンの返済額が増え、売却後に残る負債額を減らせます。
任意売却をおこなうには債権者の同意を得なければなりませんが、一般的な不動産と同じような売却額が期待できる単純売却であれば、同意を得られる可能性も高いです。
しかし、一般的な不動産売却とほとんど同じであることにはデメリットもあり、売却にかかる期間が長引くことも想定しておかなければなりません。
無事に売却するまでの期間が長引いてしまうと、それだけ出費も大きくなってしまいます。

▼この記事も読まれています
古家付き土地を売却する方法とは？メリットとデメリットについても解説！

単純売却の注意点とは？

単純売却における注意点とは、ある程度売却期間にゆとりをもたせなければならないことです。
売却する相手はマイホームの購入を希望している一般の方々であり、売却前にはたいてい内見をおこないます。
内見で物件を気に入ってもらえればそのまま売却交渉に入れるかもしれませんが、うまくいかなければ時間がかかってしまいます。
また、内見時には物件に対して購入希望者に良い印象をもってもらわなければなりません。
しかし、室内が雑然として見えたり、汚れや傷みが目立つようであったりすると、購入意欲をそがれてしまいます。
「ぜひこの物件を購入したい」と思ってもらえるように、室内の整理整頓をおこないきちんとした状態に整えておくのも注意点です。

▼この記事も読まれています
旗竿地の売却が難しいとされる理由とは？売却方法についても解説

まとめ

単純売却とは、任意売却のなかでも一般的な不動産売却と類似した方法です。
買主が一般的なマイホーム購入希望者であり、メリットは高額で売れること、債権者の同意も得やすい点です。
しかし、売却期間が長引く可能性があり、内見のために室内を整えなければならない注意点もあります。
千葉市の不動産売却・買取のことならカネイチ住販株式会社へ。
そんな地域に強い弊社のホームページでは、24時間不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。