2023-06-20
敷地を売ろうと思っても、特殊な性質を持っているせいでなかなか買手が付かないというケースは少なくありません。
売りに出してから悩むことにならないよう、所有している敷地の性質について早めに把握しておくことが大切です。
こちらの記事では、特殊な性質を持つ土地のひとつである旗竿地について、売ることが難しい理由やスムーズに売る方法など、売却時に役立つ情報を解説します。
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旗竿地とは細長い通路の間口が道路に接しており、建物を建てる敷地が通路の奥にある形状の土地のことで、旗が竿に付いた様子に似ていることから付けられた呼び名です。
このタイプの敷地は不整形地なので建物を建てにくい、建築する建物に制限があるなど、いくつかのデメリットがあるため評価が下がりやすくなります。
また、道路に接している間口が2mに満たない場合は接道義務を果たしていないため再建築不可物件とされ、購入を躊躇されてしまいます。
もうひとつの理由として挙げられるのが、土地の購入後にリフォームやリノベーションをおこなう際に工事車両が入れずに余計な工費がかかってしまうことです。
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たとえ旗竿地でも売れやすいのは、道路に接している間口が広いため駐車場や物置の設置など、さまざまな使い道に利用できる特徴を持つ敷地です。
また、細い路地の奥に家を建てることになるため、周囲の建物の影響を受けにくく、日当たりや風通しが良いことも多く、比較的売れやすくなります。
一方、接道義務を果たしておらず再建築不可の敷地は売却が難しく、価格も下がりがちです。
また、所有する敷地に向かう際に私道を利用せざるを得ない場合、所有者との間にトラブルが発生する可能性もあるため、売却が難しくなるでしょう。
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旗竿地のなかでもとくに売るのが難しいとされている再建築不可の場合、隣地所有者に購入の打診をするのがひとつの方法です。
隣地と合わせれば接道義務を果たせる場合、買い取ってもらえる可能性があります。
私道を使っている敷地の場合は、私道の所有者に通行地役権の設定か私道の持分購入を交渉してみるのも有効な手段です。
なお、4m以上の道路に間口が接していない敷地はセットバックしなければならず、敷地が狭くなってしまう点が問題となります。
敷地の周囲に広い公園や空地があって防火や安全面でリスクが低いと認められれば、セットバックが不要になり、買手が付きやすくなるかもしれません。
旗竿地とは、竿に旗が付いたような形をした土地のことです。
建築の際にさまざまな影響を及ぼすため買手が付きにくいとされていますが、なかには比較的売りやすい特徴や形状の敷地もあります。
たとえ売りにくい形状の敷地でもスムーズに売る方法もあるので、有効な手段を探してみましょう。
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