2024-09-17
家を相続する際はさまざまな手続きが必要になるほか、相続人同士での分け方にも種類があります。
相続が発生した場合、自分で相続手続きを進めても良いのでしょうか。
今回は、家を相続する際の手続きの流れや相続人同士での分け方、自分で手続きをおこなっても良いのかについてご紹介します。
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家を相続する際は、遺言書を確認する、相続人を確定する、相続財産を把握して財産目録を作る、不動産を相続する方を決める、相続登記をおこなって税金を納めるの流れでおこないます。
故人による遺言書が残されている場合、基本的に遺言書に書かれた内容を優先して遺産を分割しなければなりません。
遺言書がない場合は、相続人同士で遺産分割協議をおこなって誰がどの財産を相続するのかを決め、遺産分割協議書を作成しましょう。
なお、遺言書を開封する際は家庭裁判所で検認をおこなう必要があり、検認をおこなわずに遺言書を開封してしまうと5万円以下の過料を課されます。
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相続財産に家などの不動産が含まれる場合、相続人同士での分け方は主に3種類に分かれます。
1人の相続人が家を相続し、残りの現金などをほかの相続人で分ける場合や不動産を分筆して相続する場合の方法は現物分割です。
ただし、家などの不動産はほかの財産よりも価値が高く、公平な分割が難しい傾向にあります。
家を相続する方が、ほかの相続人に代償金を支払って相続分を買い取る形になるのが代償分割です。
代償金を支払う方の資力が求められるため、公平ではあるもののすべてのケースで適用できるわけではありません。
相続した家を売却し、現金にしてから相続人同士で公平に分割する換価分割を選ぶこともできます。
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相続に関する手続きを自分で進めても良いケースは、相続人が少なく配偶者や子どもだけのケースです。
また、時間に余裕があり、根気強く手続きに当たれる場合は自分で手続きをおこなってもかまいません。
ただし、自分で相続の手続きをおこなう際は必要な書類を集めるのに時間も手間もかかり、複雑な手続きをこなさなければならないため難しいです。
相続の手続きを専門家に依頼したほうが良いケースは、相続人の数が多く代襲相続も発生するような場合でしょう。
また、相続人同士が不仲で円滑な協議が難しい場合や相続登記が数代分放置されていた場合、相続登記や相続の手続き自体を急ぎたい場合などは専門家を頼るのがおすすめです。
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家を相続する際は、どのように分割するべきか遺言書を確認したり、相続人同士で話し合ったりする必要があります。
不動産は財産の中でも価値が大きいため、公平な分割は難しいです。
相続手続きは自分でもできますが、相続人が多い場合やトラブルが起きる可能性がある場合は専門家に依頼しましょう。
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