固定資産税の滞納をしている不動産は売却できるのか?売却の条件も解説

2024-03-12

固定資産税の滞納をしている不動産は売却できるのか?売却の条件も解説

不動産を所有している方のなかには、さまざまな理由で固定資産税の支払いを滞納してしまっている方も珍しくありません。
固定資産税の滞納をきっかけに不動産の売却をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、固定資産税を滞納するとどうなるのか、固定資産税を滞納した不動産の売却方法や条件について解説します。

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固定資産税を滞納するとどうなる

税金を定められた期日までに納めなかった場合、まず督促状や納付催告状などが送られてきます。
この段階であれば、納める予定の金額に延滞金を足して納めるだけでこと足りるでしょう。
延滞金率は年度ごとに定められ、納付期限の翌日から1ヶ月が経過するまでは2%前後で、それ以降は倍近以上になる場合もあるので、できるだけ遅れずに納めることが望ましいです。
「税金を納めてほしい」と書かれている督促状が届いても税金を納めなければ、強制的に財産が差し押さえられてしまいます。
給与や車などの財産を差し押さえても金額が足りなければ、不動産を差し押さえて競売にかけます。

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納税の猶予ができる条件

固定資産税の納税が困難な場合には、事情によっては猶予や減免を受けることができます。
たとえば、災害被害や生活扶助の必要性がある場合など、特別な事情があれば減免を受けることができる場合があります。
また、一括納税が難しい場合、一定の条件を満たせば分納や徴収猶予を受けることができる場合があります。
ほかにも、不動産が差し押さえられた場合や今後の差し押さえの可能性がある場合に、一定の条件を満たすことで処分の実行(換価)を猶予してもらうことができます。
納税が苦しくなったタイミングで自治体の窓口で相談することが大切です。

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固定資産税を滞納している不動産の売却方法

税金を滞納している不動産を売却するには、競売にならないような方法を取るのがおすすめです。
それには任意売却という方法があります。
任意売却には住宅ローンの債権者である金融機関が関わってくるので、金融機関に固定資産税が払えない状態であることを相談してみましょう。
ほかにも、リースバックも売却方法のひとつです。
リースバックは、自宅を売却し、その後売却した自宅を賃貸物件として借りて住み続ける方法です。
自宅の所有権は失うものの、住み慣れた家から引っ越す必要がない点が大きなメリットでしょう。

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まとめ

固定資産税は土地や不動産にかかる税金で、滞納し続けると督促状が届き、最終的には財産を差し押さえられてしまいます。
突然の失業や病気、災害など、自分ではどうしようもない理由で払えない場合は、役所に問い合わせることで猶予してもらえる可能性があります。
固定資産税を滞納している不動産も売却できるのでご安心ください。
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