2024-03-05
土地や建物の売却を考えたときには、不動産仲介会社へ依頼するのが一般的です。
依頼してから数日たつと査定書が提出されますが、見慣れない種類のため記載内容を理解できないかもしれません。
この記事では、査定書とは何かのほか見方や注目すべきポイントについてご説明するので、土地や建物を売却する予定の方はお役立てください。
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不動産査定書とは、査定書と簡略的に呼ばれるケースが多く、土地や建物を査定した結果がまとめられた書類です。
不動産仲介会社では、主に売り出し価格などを決定するために無料で作成しています。
利用目的が売却に限られているため、売主以外は利用できません。
また、不動産鑑定事務所が作成する鑑定評価書の簡易版として整理されているものも査定書と呼ばれており、内容によって価格が異なりますが有料です。
この書類は、土地や建物の売買に使うものではないため注意しましょう。
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査定書には、査定価格とともに住所や面積、駅までの距離や接道状況などを記載しますが、記載項目や様式は定められていません。
査定価格はあくまで不動産会社の予測であり、上限価格、標準価格、下限価格の3種類の査定価格が書かれている場合もあります。
いずれも、査定地周辺の環境や交通の便、隣地の状況、日照・採光の状況などの情報を根拠に算出したものです。
また、周辺エリアでの類似物件に関する売買事例が記載されているケースもあり、これらの事例も査定額の算出に使用されています。
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査定してもらうときには、上限価格、標準価格、下限価格を提示してもらうようにしておくと良いでしょう。
不動産仲介会社を比較する際に利用できるとともに、売却が進まずに値引きを求められたときには下限値が役立ちます。
なお、査定価格に3,000~4,000万円など大きな幅がある場合は、算出した根拠を疑う必要があるかもしれません。
査定金額を算出した根拠を尋ね、評価されたポイントやマイナス要因などの説明を受けてください。
見方がわからない素人に対して理解しやすい説明ができない場合には、販売能力に劣る可能性が高いといえるでしょう。
また、書類の見やすさは不動産仲介会社の集客力の評価に直結するポイントです。
買い手は、インターネットやチラシを通して物件の情報を入手します。
わかりにくい書類を作る会社なら、チラシも同じようにわかりにくいものになってしまい、売却への影響が懸念されるでしょう。
ところで、売却に関して責任をもつ会社は、査定時点から3か月までを成約時期と定めて記載している傾向があります。
この点も、信頼度を判断するための評価ポイントになるでしょう。
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土地や建物を売却する際には、信頼できる会社を選ぶのが成功するために必要な大切なポイントです。
査定書は、信頼度を判断する1つの材料になるので、高い査定金額を鵜呑みにしないで、販売能力や誠実さを見極めるようにしましょう。
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