空き家活用のひとつ「住宅セーフティネット制度」とは?メリットも解説

2024-02-06

空き家活用のひとつ「住宅セーフティネット制度」とは?メリットも解説

空き家を放置するとさまざまなリスクが発生するため、なるべく活用するのがおすすめです。
空き家を有効活用できる「住宅セーフティネット制度」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。
今回は、住宅セーフティネット制度とは何か、登録方法と登録基準にくわえて、メリットも解説します。

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住宅セーフティネット制度とは

住宅セーフティネット制度とは、住宅確保が困難な方々に空き家を賃貸住宅として提供することです。
この制度は2017年10月にスタートし、空き家の有効活用と住宅の安定供給を目指しています。
住宅セーフティネット制度の対象となるのは、おもに住宅確保要配慮者と呼ばれる方々です。
これは、高齢者や障害者、ひとり親世帯など、住宅の入居や維持が困難な状況にある方々のことを指します。
空き家を所有している場合は、この制度に参加することで、空き家の管理やリフォームの費用を補助してもらえるでしょう。
このように、住宅セーフティネット制度は、空き家問題の解決と社会的弱者の支援につながる有意義な制度です。

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住宅セーフティネット制度の登録方法・登録基準

住宅セーフティネット制度に登録する場合は、セーフティネット住宅の情報提供システムから申請をおこないます。
登録は、要配慮者のみ入居可能な「専用住宅」と要配慮者以外も入居可能な「登録住宅」の2種類あります。
そして、登録基準は地域によって異なりますが、おもに2つあるので事前に把握しておきましょう。
まず、1つ目が、新耐震基準を満たすことで、これは入居者の安全を確保します。
次に、2つ目が、床面積が25m²以上あることで、これは入居者の生活の快適さを確保します。

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住宅セーフティネット登録のメリット

本章では、住宅セーフティネット登録のメリットをいくつか解説します。
まず、登録住宅のメリットは、セーフティネット住宅情報提供システムに掲載されるため、物件情報が幅広く知れ渡ることです。
物件情報が幅広く知れ渡ることで、空室対策ができ、入居者の回転率も早まるでしょう。
次に、専用住宅のメリットは、改修費の補助があることです。
一定の条件を満たすことで、最大50万円の補助金を受け取ることができ、金銭的負担を軽減できます。
一方、専用住宅として貸し出すとなれば、原則10年間管理する必要があるので注意しましょう。

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まとめ

住宅セーフティネット制度は、住宅確保が困難な方々に空き家を提供し、空き家の活用と住宅の安定供給を目指す制度です。
この制度には登録住宅と専用住宅の2種類があり、それぞれ一定の登録基準を満たす必要があります。
そして、専用住宅として貸し出す場合は、10年間管理する必要があるため、しっかりとライフプランを立てるのがおすすめです。
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