2024-01-09
不動産を売却する際、一般的には不動産会社に買主との仲介を依頼します。
しかし、売主が希望すれば一般的な媒介契約とは異なる入札方式での不動産売却も可能です。
今回は、入札方式での不動産売却とはどのようなものか、メリットやデメリット、入札方式の流れについてご紹介します。
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入札方式は、1つの不動産に対し複数の購入希望者が集まり、オークション形式で値段を決めて売却する方法です。
売出価格を基に価格を競り上げ、最終的にもっとも高かった入札価格を提示した購入希望者が買主となります。
不動産売却との一般的な違いは、売買契約の条件交渉や取引の方式にあります。
通常の不動産売却では、売主と買主が不動産会社の仲介を通じて条件の交渉をおこない、合意のうえで契約が成立します。
一方で、入札方式では条件の交渉がおこなわれず、複数の候補者のなかで売主にとって、もっとも良い条件を提示した方が最終的な買主となります。
入札方式には、購入希望者の選別に特別な条件を設けない一般競争入札と、あらかじめ指定された条件を満たす方のみが参加できる指名競争入札などの種類があります。
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入札方式で不動産を売却するメリットは、条件により通常の売却よりも高額な売却価格がつく可能性があります。
購入希望者は、自らが望む不動産を手に入れたいという動機があれば、ほかの競合者に負けないように金額を引き上げて入札します。
その結果、自己設定の売出価格を上回る価格での売却が多く見られます。
一方で、条件が不利な物件やタイミングによっては、期待したほど購入希望者が集まらない可能性もデメリットとなります。
購入希望者が少ない場合は入札額が十分でなく、価格が低いまま売却が成立したり、売却が難航したりする可能性があるため、慎重な対応が必要です。
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入札方式で不動産を売却する場合は、まず対象となる不動産の相場を確認し、売出価格を設定します。
通常、これには不動産会社に査定を依頼して価格の参考にすることが一般的です。
売出価格が決まったら、次に入札を仲介してくれる仲介代理人を選ぶ必要があります。
仲介代理人の役割は、購入希望者の募集や入札の管理などであり、通常は不動産会社に依頼されます。
代理人が決まったら購入希望者を募集し、入札を開始します。
最終的には、入札締切後に落札者と売買契約を締結し、物件を引き渡し、売却代金を受け取ることで取引が完了します。
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入札方式で不動産を売却する場合は、あらかじめ売出価格を決めておき、それに対して入札価格が高かった方が落札します。
高額で不動産を売却できる可能性は高いものの、購入希望者が現れないリスクにも目を向けなければなりません。
仲介代理人には不動産会社を選ぶことになるため、しっかり信頼できる業者選びが必要です。
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